金融機関に勤務した経験を持ち、金融など様々な業界のビジネスパーソンの支援に携わってきた公認心理師・臨床心理士/東京・日本橋至近のオフィス
お知らせとコラム・マインドストレッチ

メンタルヘルス

第170回 環境が変われば自分の弱さが見えるものです~ストレス耐性

ストレス耐性とはストレスに耐える力を意味し、ストレスとなる出来事に対処していく力のことをいいます。 新年度は様々な環境変化に満ちた時期です。 それまで自信をもって仕事に取り組んできた人こそ気を付けていただきたいこと、それ …

第167回 生活習慣病予防~「一無、二少、三多」の勧めとは

2月は全国生活習慣病予防月間です。 コロナ禍で食生活、飲酒生活の乱れや運動不足が重なり、生活習慣病の悪化や発症例が目立っているようです。 生活習慣病と聞くとメンタルヘルスとは関係がないように思われますが、ストレスへの反応 …

第165回 頼りになります。「こころの耳」の無料相談窓口

この年末は家族や友達連れでどの街も大変な賑わいです。帰省や旅行でスーツケースを持つ人たちも皆笑顔、沢山のお土産を持って幸せそうに見えます。 こうした年末年始は、人と比べて落ち込みやすく、孤独を深めてメンタル不調に陥りやす …

第158回 備えよう再休業の精神的ショック

アメリカのバイデン大統領が今月21日にコロナ感染となり、27日に復帰したもののわずか数日で再陽性となり、再休業に入ったというニュースがありました。回復して、「さあこれから遅れを取り戻そう」という矢先に再休業となることは、 …

第153回 ストレス・イン・アメリカ2022~インフレ、供給混乱、ウクライナ情勢がストレス因のトップに

長年デフレに慣れ親しみ、実質賃金もこの20年ほとんど変わらないと言われる中に過ごしていると、「インフレがストレス」と言われてもピンとこないものです。 しかし、日本でも急激な円安、原材料価格の高騰、輸送コストの上昇、国際情 …

第151回 慢性ストレスによる健康被害~アロスタティックロードに気を付けて

アメリカでは、1992年以降、4月をStress Awareness Month(ストレスへの認識を持つ月)としています。 WHOによるCOVID-19のパンデミック宣言が行われて2年が経過し、私たちの生活は根本から大き …

第143回 ホリデーシーズンの落ち込み:「ホリデー・ブルー(Holiday Blue)」

オミクロン株の脅威はあるものの足元の感染状況は落ち着き、人々が連れ立ってショッピングや食事に出かける姿をよく見かけるようになりました。 クリスマスの飾り付けが街を彩るようになる11月ころから年末にかけて、楽しい、幸せな気 …

第138回 コロナ禍で要注意!メンタルヘルス悪化要因~道徳的傷つき(Moral Injury)

道徳的傷つき(Moral Injury)とは、道徳的な信念や価値観、または倫理に違反する行為を実行、目撃、または防止できなかった場合に生じる深い罪悪感や恥、怒りや嫌悪感のことを言います。 歴史的には1980年代以降、軍人 …

第137回 2年ぶり、待望のデータ発表!厚生労働省調査に見るコロナ禍の労働者のストレス状況

厚生労働省の労働安全衛生調査(実態調査)は全国の事業所、 労働者を対象とした大規模調査で、労働者の仕事や職業生活における不安やストレスの実態を把握する上で大変重要な調査です。 長年蓄積されて来たデータがコロナ禍の影響か、 …

石垣の中にハートを発見

第134回 気を付けよう燃え尽き症候群

小池都知事が過労による静養を経て漸くリモートワークに復帰しましたが、大変憔悴した様子です。 コロナ対策とオリンピック対応という、様々な場面で矛盾する問題を同時に解決していく難しさを感じながら懸命にご自身の任務を全うなさろ …

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