内閣改造で話題の若手大臣、マイクを向けられた第一声が「働きます」、「仕事します」で、“そういう感覚だいぶ忘れていたなあ”と、新鮮に感じました。やる気と期待、希望に満ちた発言は人に元気を与えるものです。

厚生労働省編職業分類

ハローワークで情報を検索したり紹介を受ける時に使われる職業分類として厚生労働省編職業分類というものがあります。

国会議員の求人求職がハローワークを経由して行われるはずないから、職業分類には載っていないだろうと半信半疑で調べてみたら、ありました!なんとトップに!

01管理的公務員

011-01議会議員

国会又は地方議会の議員として、国民又は地域住民を代表して、法律案・条例案・予算案などの審議・採決を行う仕事に従事する者をいう

この職業分類、ハローワークで用いられるだけでなく、労働関係の統計などにも用いられているとのことですので、ハローワーク経由ではみつからない職業でも掲載されているものもある、ということなのでしょう。

ハローワークインターネットサービス

ハローワークインターネットサービスでは、様々な職業情報を検索することができます。

ハローワークインターネットサービス>仕事をお探しの方

現在は求職申し込みはハローワークに行って行う必要がありますが、先日開かれた日本産業カウンセリング学会では、来春以降はネット上での求職活動もできる方向となるとの情報がありましたので、このサイト、要注目です!

再び厚生労働省編職業分類について

ここからはぐちとなりますが・・・

心理専門職の活動は社会的にも大変注目を浴びているところですが、臨床心理士という、心理職としては最高位に位置する資格は、協会認定資格であるという理由からか、職業分類に記載がありません。一方、産業カウンセラーという協会認定資格の方は記載があるので非常に不思議です・・・

ハローワークインターネットサービス>職業分類・職業解説に関するご案内

臨床心理士仲間が仕事を探す際には、臨床心理士会に掲示された求人情報や民間の求人サイトを使っているような状況です。

厚生労働省編職業分類は、1953年につくられた後、1965年、1986年、1999年と改訂され、現在は1999年の第4回改訂版が最新です。最新とは言え20年経過しています。

公認心理師がこの春から始まり、私も取得しましたので、次の改訂には間違いなく、看護師、保健師と並び掲載されることを期待したいところです。

副業をどうしよう?リタイア後のキャリアを模索したい、そんな方も、どのような求人があるか、見てみるだけでも結構面白いと思います。

「働きます」、「仕事します」と掛け声だけでも前向きにやってみましょう!