そろそろ里帰りや旅行からオフィスに戻られた頃でしょうか。こうした時期にはどのように旅を楽しんだかということが面接で話題となることがあるのですが、その方の仕事ぶりにも通じ、興味深いものです。

綿密プラン派とざっくりプラン派の違い

旅のプランや過ごし方については、事前に色々調べて綿密なプランを立て、初日はどこを見て、どこでショッピングして、ランチやディナーはここ・・・と決めていく人、ざっくりプランを決めて、あとはその時の成り行きで、良さそうなスポットやお店があれば計画変更・・・と状況に応じて変えていく人、あるいはその中間の人、と色々です。

綿密なプランを立てる方は、旅においても、仕事においても、“予定したプランが達成できることがかなり大事”という傾向があり、旅の仲間や仕事の同僚が、本来予定していたことの途中で、「こっちがいいからこれにしようよ」とか言い出すと、ちょっとしたストレスになります。

一方、ざっくりプランがいい人は、旅においても仕事においても、その状況に応じてベストの選択ができたり、予想外のことが起きることにわくわくしますので、無理に計画通りを押し通そうとする人は、ちょっとしたストレスです。

旅や仕事での小競り合い、その対処

旅は道連れ・・・旅をするのに道連れがいると心強い、はずですが・・・もうすぐ電車が発車するというのに仲間が買い物から帰らない、せっかく良い店を探して予約を入れたのに文句をつけられる、ゆっくり眺めていたいのに時間がないからとせかされる、などなど、親しい分遠慮もなく、小競り合い?もしばしば起きるものです。

旅、仕事、双方とも、充実させたい、楽しみたい、と目的は同じはずでも、そこに至るプロセスは人それぞれ、かなり違います。

プラン通りであることにこだわることも、状況に応じて臨機応変に判断していくことも、どちらも大事なことですが、自分のやり方に固執してしまうと、チームワークとしてはうまくいきません。

それぞれの充実感や楽しみのために、互いの価値観を理解し尊重して少し譲りあえると、旅の思い出、仕事の思い出もハッピーになるでしょう。